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シャネルの歴史

2021-12-28

シャネルの歴史のアイキャッチ画像

こんにちは!

 

 

今回はシャネルの歴史について書いていきたいと思います。

 

 

ガブリエル・シャネル(ココ・シャネル)の生い立ち

 

 

ガブリエル・シャネル(ココ・シャネル)は1883年8月19日に
フランスのソミュールで生まれました。

 

ココ・シャネルは姉妹がいますが、
2人とも幼少期は孤児院で育ったと言われています。

  

そこで6年間縫製を習い、その経験が、
その後の仕事に繋がったと言われていますが、
シャネル本人が孤児院での生活や幼少期の
真実を語ることはありませんでした。

  

また、ココ・シャネルは容姿端麗で恋多き女性とも言われており、
複数の実業家の男性の関係を持ち、
事業を支援してもらっていた話はとても有名ですよね。

 

  

シャネルの歴史

 
 
 

 

創業者のココ・シャネルは、
27歳の時にパリに「シャネル・モード」という
帽子の専門店をオープンしました。

  

その3年後に「古い価値観にとらわれない自由で自立した女性像」
をコンセプトに掲げ、高級リゾート地に
「ガブリエル・シャネル」をオープンしました。

  

さらに2年後には「メゾン・ド・クチュール」を
次々とオープンし、本格的にオートクチュールデザイナー
としてのスタートを切ります。

  

当時はコルセットが多用されていた中、
シャネルはジャージ素材、ツイード素材のドレスを発表しました。

  

自立した働く女性のために作られたドレスは
安く、着心地の良く、動きやすい
ということで世間から一躍脚光を浴びることになりました。

  

また、今までは喪服としてしか使われていなかった
黒」をドレスに取り入れ働く女性だけではなく
上流階級の女性たちからもたくさんの支持を得ました。

 

  

女性用ショルダーバッグの誕生

 

 

 

現代では、男性も女性も一般的に使われている
ショルダーバックですが、実はシャネル誕生前の1920年頃
ショルダーバックを使用していたのは男性のみで、
女性用よりも先に男性用のショルダーバックが販売されていました

  

当時は女性向けのショルダーバッグは存在せず、
ハンドバックを使用するのが一般的でした。

  

ハンドバッグは、両手が自由に使えない、
どこかにハンドバックを置いてしまって、
そのまま忘れてしまう人が多いというデメリットがありました。

  

同じ悩みを持っていたココ・シャネルが、
革紐をつけて肩に掛けて使う簡単な作りの
女性用のショルダーバッグを製作し、広めたといわれています。

 

初期の頃にシャネルが制作していたショルダーバッグには、
マトラッセが多く採用されていました。

  

マトラッセのショルダーバックに人気が出たことで、
女性用ショルダーバックの認知も増えることになったのです。

 

  

マトラッセの歴史

 
 
 
シャネルと聞いて一番に思い浮かぶ「マトラッセ」。

 

その特徴的なキルティング素材はシャネルの象徴する存在で、
1929年に誕生しました。

  

マトラッセという言葉は日本語で「綿詰めする」という
意味を持っています。

  

綿が詰まった生地をダイヤ型で縫い付け、
ふっくらと立体感あるデザインが特徴的ですね。

  

また、シャネルのマトラッセのチェーンショルダー
といえば、カラーも定番の黒を筆頭に豊富に用意されており、
素材もラムスキン・キャビアスキンなど個性
豊かなものばかりです。

 

現在ではマトラッセを元に数々の有名デザイナー達
が新しいデザインを生み出しています。

  

長年大切に使われていたバッグは
今もふっくらとした立体感が残っており、
シャネルの技術力も高さを物語っています。

 

今でもなお、海外のセレブやモデルに愛され
今では女性の憧れのバッグとなり
マトラッセのチェーンショルダーは、
一生に一度は持ってみたいバッグのひとつと、
思う女性の方も多いのではないでしょうか。

  

マトラッセのチェーンショルダーが、
それを使う女性の美しさを引き立ててくれるのは、
作られた当時から今日まで変わっていません。

 

  

まとめ

 

 

名だたるハイブランドの創業者たちは
貴族階級の生まれが多い中、
ココシャネルは孤児という恵まれない環境から一代で
シャネルを世界的ブランドに成長させました。

 

女性の社会的地位が低かった時代に、
女性ひとりでゼロから大成功をおさめたのは
正に超人と言わざるを得ません。